指摘されたので確認。
% man ps 【名前】 ps - プロセスの状態報告 【形式】 ps [ -aAcdefjlLPy ] [ -g grplist ] [ -n namelist ] [ -o format ] ... [ -p proclist ] [ -s sidlist ] [ -t term ] [ -u uidlist ] [ -U uidlist ] [ -G gidlist ]
... -o あるじゃん
-o format format が示す書式指定に従って出力情報を表示します。 詳 細 は「表示書式」の項を参照してください。-o オプション は複数回指定することが可能です。その場合、複数の書式指 定引数は、空白文字で区切られて継続していると見なされま す。
...知らなかった。
以下例によってめもめも。
[-o format] -o オプションを使用すると、出力書式をユーザーが指定するこ と ができます。 出力書式は、空白またはコンマで区切った引数のリストで指定しま す。 各 変数にはデフォルトのヘッダーがあります。等号と新しい ヘッダーのテキストを追加することによって、デフォルト の ヘッ ダーを上書きできます。引数の残りの文字は、ヘッダーテキストと して使用されます。コマンド行で指定した順番でフィールドが書き 込まれ、カラムとして出力されます。フィールド幅は、少なくとも ヘッダーを表示できる幅 (デフォルト値または指定値) がシステム に よっ て選択されます。-o user=, のようにヘッダーテキストが NULL である場合、フィールド幅は少なくともデフォル ト の ヘッ ダーテキストを表示できる幅になります。すべてのヘッダーテキス トが NULL である場合、ヘッダー行が出力されません。 POSIX ロケールでは、次の名前が認識されます。 user プロセスの実効ユーザーID。テキストのユーザーID を取 得 でき、フィールド幅が足りる場合は、テキストのユーザーID になります。そうでない場合は、10 進数の ID に な り ま す。 ruser プロセスの実ユーザーID。テキストのユーザーID を取得 で き、 フィー ルド幅が足りる場合は、テキストのユーザーID になります。そうでない場合は、10 進数の ID に な り ま す。 group プロセスの実効グループ ID。テキストのユーザーID を取得 でき、フィールド幅が足りる場合は、テキストのユーザーID になります。そうでない場合は、10 進数の ID に な り ま す。 rgroup プロセスの実グループ ID。テキストのユーザーID を取得で き、 フィー ルド幅が足りる場合は、テキストのユーザーID になります。そうでない場合は、10 進数の ID に な り ま す。 pid プロセス ID の 10 進数値。 ppid 親プロセス ID の 10 進数値。 pgid プロセスグループ ID の 10 進値。 pcpu 最近のある期間において、使用できる CPU 時間に対して 実 際 に使用された CPU 時間の割合 (単位: %)。「最近」およ び「使用できる CPU 時間」は不定で、場合によって異な り ます。 vsz 仮想メモリー中のプロセスの合計サイズ (単位: キロバイト )。 nice プロセスの、システムスケジューリング優先順位を表す 10 進数値。nice(1) を参照してください。 etime POSIX ロケールにおける、プロセスが開始されてからの経過 時間。書式は次のとおりです。 [[dd-]hh:]mm:ss dd 日 hh 時間 mm 分 ss 秒 dd フィールドの値は 10 進の整数です。hh、mm、ss フィー ル ド は、ゼロによって左揃えされた 2 桁の 10 進整数です。 time POSIX ロケールにおける、プロセスの累積 CPU 時間。書 式 は次のとおりです。 [dd-]hh:mm:ss dd、hh, mm、ss フィールドは、etime と同様です。 etime の説明を参照してください。 tty プロセスの制御端末の名前。書式は who(1) コマンドによっ て使用されるものと同じです。 comm 実行されているコマンドの、文字列としての名前 (argv[0] の値)。 args 文字列としての、コマンドとそのすべての引数。実装によっ てフィールド幅までに切り捨てられることがあります。これ は実装に依存します。この文字列が、コマンドが起動された ときにコマンドに渡された引数であるか、またはアプリケー ションによって変更された引数であるかは、不定です。アプ リ ケーションは、引数リストを変更できて、その変更を ps の出力に反映することに依存しません。Solaris 実装では、 この文字列は 80 文字以内に限定され、コマンドが起動され たときにコマンドに渡された引数となります。 Solaris 実装では、次の名前が認識されます。 f プロセスに関連付けられたフラグ (16 進数、加法的)。 s プロセスの状態。 c スケジューリングのためのプロセッサ利用 (旧仕様) uid プロセスの実効ユーザーID (10 進整数) ru+id プロセスの実ユーザーID (10 進整数) gid プロセスの実効グループ ID (10 進整数) rgid プロセスの実グループ ID (10 進整数) projid プロセスのプロジェクト ID (10 進整数) project プロセスのプロジェクト ID (取得できる場合はテキス ト。 そうでない場合は 10 進整数) sid セッションリーダーのプロセス ID taskid プロセスのタスク ID class プロセスのスケジューリングクラス pri プロセスの優先順位 (数値が大きいほど優先順位が高い) opri プロセスの廃止優先順位 (数値が小きいほど優先順位が高い ) lwp lwp ID (10 進数)。1 行に 1 つの進行中の軽量プロセス が 示されます。 nlwp 軽量プロセスの数 psr プロセスまたは軽量プロセスがバインドされているプロセッ サの数 pset プロセスまたは軽量プロセスがバインドされているプロセッ サセットの ID addr プロセスのメモリーアドレス osz 仮想メモリー中のプロセスの合計サイズ (単位: ページ) wchan プロセスが休止中のイベントのアドレス (- の場合、プロセ スは動作中) stime プロセスの開始時刻または開始日。空白なしで出力さ れ ま す。 rss プロセスの常駐の設定サイズ (単位: キロバイト) pmem マシン上の物理メモリーに対する、プロセスの常駐の設定サ イズの割合 (単位: %) fname プロセスの実行可能ファイルのベース名の先頭 8 バイト comm および args だけに、空白文字を含めることがで き ま す。 Solaris 実装の変数およびその他すべての名前には、空白文字を含 めることができません。 POSIX ロケールで使用されるデフォルトヘッダーとそれに対応する 書式指定子は、次のとおりです。 __________________________________________________________________ | 書式 デフォルト | 書式 デフォルト | | 指定子 ヘッダー | 指定子 ヘッダー | | args COMMAND | ppid PPID | | comm COMMAND | rgroup RGROUP | | etime ELAPSED | ruser RUSER | | group GROUP | time TIME | | nice NI | tty TT | | pcpu %CPU | user USER | | pgid PGID | vsz VSZ | | pid PID | | |________________________________|________________________________| Solaris 実装における書式指定子と対応するデフォルト ヘッ ダー は、次のとおりです。 __________________________________________________________________ | 書式 デフォルト | 書式 デフォルト | | 指定子 ヘッダー | 指定子 ヘッダー | | addr ADDR | projid PROJID | | c C | project PROJECT | | class CLS | psr PSR | | f F | rgid RGID | | fname COMMAND | rss RSS | | gid GID | ruid RUID | | lwp LWP | s S | | nlwp NLWP | sid SID | | opri PRI | stime STIME | | osz SZ | taskid TASKID | | pmem %MEM | uid UID | | pri PRI | wchan WCHAN | |________________________________|________________________________| 【使用例】 例 1: ps コマンドの例 example% ps -o user,pid,ppid=MOM -o args 上記のコマンドによって、POSIX ロケールでは以下の内容が出力さ れます。 USER PID MOM COMMAND helene 34 12 ps -o uid,pid,ppid=MOM -o args 切り捨てが発生する可能性があるため、COMMAND の内容は必ずしも 上記の例と一致しません。 【環境】 ps の実行に影響を与える環 境 変 数 LC_CTYPE、 LC_MESSAGES、 LC_TIME、NLSPATH についての詳細は、environ(5) を参照してくだ さい。 COLUMNS 画面の水平方向のサイズとして、システムが決定する値の代 わりに使用する値を定義します。この値により、表示するテ キストカラム数が決まります。
... とりあえずman嫁ってことで。