エクスカリバー

とりあえず自己解決(飲み込むほうじゃない


なお台座から引き抜かれた剣と湖の精からもらった剣のどちらもエクスカリバーであるとする説もある。  アーサー王の持っていた剣について初めて記述が見られるのは,「ブリタニア列王史」で,そこにはラテン語でカリルブヌス(Caliburnus)と書かれている(英語ではカリバーン/Caliburn)。実はこれが台座から引き抜かれた剣であり,折れた後に湖の精霊に鍛え直されて,新しいカリルブヌスということからEx+Caliburnus,つまりエクスカリバー(Excalibur)になったという説があるのだ。 台座から引き抜かれた剣と,湖の精からもらった剣が同じか否か? で論争されることは多いが,この説が本当であれば,両者の論争に決着がつくいい手がかりになるかもしれない。ヨーロッパにおけるアーサー王伝説のエピソードは多く,書かれた時期も異なるので,すべてをつじつまが合うように解釈するのは非常に難しい。重箱の隅を突くように論争するよりも,素直に折れた剣(カリバーン)が鍛え直されてエクスカリバーになったと思い,物語を楽しむほうが健全といえそうだ。
あとやっぱり鞘が大事といったのはマーリンだった。